TOEIC(R)リスニングPart 3,Part 4に役立つ先読みという技術

TOEIC(R)リスニング問題の回答スピードが、問題音声のスピードに追いつかないというTOEIC初心者の方のために書きました!
TOEICの初心者の方にぜひ覚えて欲しい、TOEICのリスニング問題で使える『先読み』というコツについて、ご紹介します!
前回の記事:
目次
TOEIC(R)の先読みとは?
まず、TOEICの「先読みというのはなんなのか?」をご説明します。
TOEICテストの先読みとは、TOEICのリスニングセクションで行うコツで、主にPart 3、Part 4で使えるテクニックのことです。
TOEICテストのリスニングパートで、流れてくる音声よりも先に、テストの問題文や解答群を読んでいく技術のことをいいます。
この先読みによって、どのような内容の問題かを事前に把握することができるので、Part3やPart4の解答率を大幅に上げることができます!
Part 1でも使えますが、Part 2では、先読みできる文章がtest bookに書いていないので、先読みはできません。
Part 1の先読み方法!
ではせっかくなので、Part 1から先読み方法を見ていきましょう!
Part 1は、写真があってそれに関する適切な回答を選ぶという問題です。
例えばこんな写真の問題があったとします↓↓↓
※実際の写真は白黒写真です。
ちなみにこの写真、私、アリスンが生徒たちとアメリカでキャンピングカーを借りて、セドナやグランドキャニオンを回ったときの写真です(笑)
さて、話を先読みに戻しましょう。
Part 1ではどのように問題を先読みするのか?
TOEICテストが始まって、Part 1のDirectionを音声が読んでいる間に、Part 1の写真6枚を先に見ておいて、どんな問題が出るかを想定します。
写真を見るさいのポイントですが、
- 人がいるのか?いないのか?
- 何人いるか?
- 男か?女か?
- その人物がしている動作
- 風景の場合、何か目立つものがないか?
- 椅子は全部空いているか?それとも座られているか?
などを見ていきます。
それらの情報を先に頭に入れてから問題音声を聞き、回答します。
ここで、TOEIC初心者の方に注意していただきたいのが、回答の文章はtest bookにも回答用紙にも記載されていないので気をつけてください。
あなたのリスニング力が試されます。
Part 1のその他の注意点!
他にも、Part 1の注意点として、明らかに写真のなかにない名詞が聞こえてきたら、その問題も不正解です。
たいがいの問題は動詞をきいていればわかるとは思いますが、動詞とその先の名詞も聞けるとより正答率もアップします!
TOEIC(R) Part 3 & 4の先読み方法!
Part 3とPart 4では、どのように先読みを行うかというと、音声のナレーターがPart3のDirection「You will hear some conversations …」を読んでいる間に、No.32~34の問題と回答群を先読みします。
こうして事前に、
- 何を聞かれるのか?
- どのような会話が想定されるか?
を頭に入れておくことで、その後に流れてくる会話の聞くべきポイントが聞こえてくるようになります。
これができると、会話を聞きながら同時進行で回答を選択することができます!
会話と同時進行で回答したら、次は、ナレーターが「No.32 Where do the speakers work?」など問題を読み上げている間に、次のNo.35~37を先読みします。
あとはこの繰り返しです。
Part 4も同様です。
このとき、注意したいのが読むのが遅くなり、先読みのスピードがついていけなくなってしまった場合です。
おそらくTOEIC初心者の方は、そうなりがちになってしまうと思います。
その場合は、その問題にはあまり固執せず、わからなくてもとりあえず回答を選択したら、次の問題の先読みに移るようにしましょう。
これには前回のブログでも書きましたが、ひきずらない素早い決断力が必要です。
TOEIC(R) Part 3、Part4では単語の言い換えにも注意しよう!
TOEIC Part 3、Part 4の問題では、先読みをすることの他に、問題のキーとなる単語の言い換えにも対応できるようにしたいものです。
単語の言い換えとはどういうものかというと、同僚を表す言葉を音声では「coworker」と出てきて、test bookの回答文には「colleague」と書かれているというようなものです。
詳しくは、以前に書いた記事:『初心者に贈るTOEIC公式テストで単語力が必要な理由・文化的背景』にてご紹介しています。
先読みを素早くするための練習方法!
ここまで、Part1, Part3, Part4には問題の先読みが有効だとお話をしてきました。
ここからは先読みを鍛える方法をお伝えします!
さきほども途中で書いたように、慣れていない方のなかには、先読みがだんだん音声スピードについていけなくなってしまう人もいます。
でも安心してください。
先読みのスピードを上げる方法はあります。
そのためには以下のものを用意しましょう↓↓↓
- 英文で書かれた本。オススメはIiBCが発行している”公式TOEIC(R) Listening & Reading 問題集”です。
- 時間が測れるもの。時計でもいいですし、スマートフォンのストップウォッチ機能が特にオススメです。
※このピンク色の問題集が、”公式TOEIC(R) Listening & Reading 問題集”シリーズの最新作です。
上記のものが用意できたら、本に書かれている同じ英文をストップウォッチ、または時計でタイムを測りながら、最低3回以上読みます。
TOEICの問題集であれば、解答解説本に書かれているリスニングの会話文などを読むのがオススメ!
英文を3回読むさいのルールは、いたってシンプル。
2回目以降を読む際は、前回読んだときよりも読む時間を短縮することです!
これを繰り返して行うことで、読むスピードを上げることができます。
これは先読みの能力向上になりますし、リーディングパートの問題を読むスピードを上げる効果もあります。
ぜひ、やってみてください!
TOEICのリスニング、リーディング両パートを鍛えることができる方法のひとつに、シャドーイングというのもあります。
こちらに関しては、『私の生徒がTOEIC600点以上を取るためにおこなったリスニング力強化方法』にやり方を書いていますので、よろしければご覧ください。
まとめ
TOEICテストは、2時間の中で200問を解かなければいけないテストです。
時間は大切にしたいですし、それぞれの問題も効率よく解けるようになることが、TOEIC初心者、中級者からの脱却に必要です。
これらのコツは、なかなか文章だけでは伝えづらいものでもあります。
思い切ってTOEIC講座やスクールに通ってみるのも一つの手だと思います。
これからもTOEICの勉強、対策、頑張ってくださいね☆
長文読んで頂き、ありがとうございました!
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