TOEIC初心者におすすめTOEIC勉強方法と参考書・TOEIC対策

こんにちは、アリスンです☆
今回は、TOEICテストにお悩みのTOEIC初心者の方たちに、まずはどのような勉強を行うといいのか、おすすめの勉強法・参考書などをご紹介します!
- TOEICを受けたことがない初心者の方
- 「TOEICをとりあえず受けてみたけど、300点台だった」というような方
はまず、「なにをどう勉強したらいいのかわからない!」「何から始めればいいのか・・・」という悩みを抱えるのではないでしょうか?
ちなみに、この記事でご紹介したTOEICの勉強法や対策を行った上で、TOEIC初心者におすすめのTOEICテストの時間配分については、『TOEIC試験!TOEIC初心者におすすめの時間配分と対策法』にてご紹介しています。
前回のブログ:
目次
TOEIC勉強法の最初は英語の基礎文法を身につける
TOEICテストは、
- リスニングパート100問
- リーディングパート100問
の計200問のテストとなっています。
リスニングパート、リーディングパートのどちらとも、英文法の基本的な主語、動詞、目的語が分からないと、問題が何を言っているのか、何を言いたいのかということが見えてきません。
逆に言うと、どんなに長い文章や会話だったとしても、基本的な主語、動詞、目的語の構成が分かれば、会話などでもなんとなく
「この人はこうしているんだ!」
「この人はこうしたいんだ!」
というのがわかるようになってきます。
主語、動詞、目的語などの「基本的な文法の自信がないという方」は、まずは下記のような中学英語の参考書などを本屋で買って、英語の基礎の振り返りをしてみましょう!
↑↑↑こちらの本は、わりと分かりやすく解説してあり、練習問題なども付いているので読んで、復習して、覚えてという流れがつくりやすくなっていて、オススメです!
また記載されているリンクから、内容の解説動画も見れますので、文章だけではわかりにくいという方にもオススメです。
アリスンのわくわくワンポイントTOEICレッスン♪
ここでアリスンのわくわくワンポイントTOEICレッスン!
英語の文章は「誰が何をどうした」で作られています!
- 「誰が」が主語(Subject)
- 「どうした」が動詞(Verb)
- 「何を」が目的(Object)
となるのです。
これに伝えたい単語を三つ入れられれば、キレイな英文のできあがり!
SVOに、「いつ」「どこで」「誰と」「何時に」「なんのために」などの、細かい詳細を与えてくれるのが前置詞なのです!
つまりは前置詞以降の情報は、有っても無くてもどちらでも構わない情報なのです。
なので!
前置詞は後回しで、この「誰が何をどうした」さえ押さえれば、聞き取りも、会話も簡単にできるようになるんです!
ここがわかるようになると、Part5やPart6の穴埋め問題も何が足りないのかが、簡単に見えてくるようになります☆
以上!
アリスンのワンポイントわくわくTOEICレッスンでした♪
TOEICに限らず英語は難しく考えない!
まずは!
TOEIC初心者や英語初心者であれば、無理をしてはいけません!
最初から無理をしてしまうと続きません。
語学を学ぶときにもっとも重要なのは、持続力と耐久力です。
英語は欧米人の言語です。
欧米諸国では、識字率も低くてちょっと田舎に行くと、字がまともに読めなかったり、書けなかったりする人も、じつは多くいるのです。
だからこそ英語というは、日本語のようにつくり込まれた言葉ではないため、TOEICでは、シンプルな中学英語の基礎を叩き込むと、TOEICの点数(スコア)が上がってくること間違いなしです!
確かに語学を学ぶことは、簡単なことではありません。
だからこそ楽しさやモチベーションが英語を学ぶための鍵になるのです。
もしも!
一人では勉強できない!モチベーションが湧きにくい!
ということがあれば、Allison’s EnglishのTOEIC初心者向け教室【Play-English Class】でも英文法の基礎を重点的に行っています。
Play-English Classでは、動詞を中心に英語の基礎とTOEICのことと両方知ることができる内容となっています。
ぜひ確認してみてくださいね!
TOEICに出てくる英語の単語力を身につける
TOEICで600点以上などのある程度の点数(スコア)を狙うには、
やはり基本的には英単語を知っていなければ、TOEICで出てくる問題や、実際の英会話をきちんと理解することはできません。
英会話であれば、ボディランゲージなども使って、伝えたい意思を相手に分からせることもできますが、TOEIC試験ではそうはいきません。
とくにTOEIC試験では、「同じ意味を持つの単語」を言い換えて出題される問題がよく出てくるため、それに対応できるようになるためにも、単語力というのは重要になってきます。
英単語の言い換えをする理由
なぜTOEICでは、言葉の言い換え問題がたくさん出てくるのでしょうか?
それはTOEIC受験者が
「正しく英語を理解できているか」「意味を読み取れているか」
と試しているということもありますが・・・
実は!!!
先ほどもお伝えしましたが、海外では識字率が日本ほど高くないことも関係しています。
つまり、ネイティヴ同士でも”どれだけ英語を知っているか”ということが、その人の「頭の良さ」や「大学卒かどうか」などを無意識的に測る基準にもなっています。
そして、言葉を言い換えた方が、単純にかっこいいと彼らは思っています(笑)
私もそう思っていたので、日本の企業に就職した際は考え方の違いにとても苦労しました(笑)
自分をアピールするための手段の一つなのです!
そういった日本にはない考え方についていけるようにTOEICでも言い換え問題を多用していると推測されます。
単語を覚えるためのオススメ本
ではたくさんの英単語をどうやって知るのかというと、以前、TOEIC初心者のためのテキスト・参考書・問題集の選び方という記事でも紹介しましたが、市販の単語本を使って覚えるのもアリです!
オススメは以下の2点です。
特にTOEICテストにでる順英単語は量がとても多いです。
たくさん一気に頭に入れていくという意味ではこちらがオススメです。
このようなTOEICの単語本を、本屋さんなどでもよく目にするかと思います。
このような単語本を買う他にも、公式問題集に出てくる単語の中で知らない単語を単語帳にピックアップし、それを覚えていくのも効果的です。
公式問題集に出てくる単語と同じような単語が本番でもたくさん出てくるため、公式問題集に出てくる英単語を丸暗記するだけでも、かなりの点数アップが見込めます。
特に、現在TOEIC300点台という方は単語を覚えるだけで、簡単に400点台になることができます。
一番のオススメは・・・
本屋さんに行って、色や文字の大きさなどを確認したうえで、自分が見やすいものや飽きないものが最もオススメです!
英単語についての最新の記事を、『TOEIC初心者はまずTOEICに出てくる英単語を覚えよう』でかいていますので、よかったら見てください!
リスニング問題に力を入れる!
日本では一般的にリスニングの問題が不得意な人が多くいます。
だからこそ、TOEIC初心者で勉強時間が少ない中で点数を稼ぐためには、リーディングの問題の勉強に力と時間を費やすよりも、リスニングの問題に集中して勉強することをオススメします。
リスニングで取れる問題が増えると点数が伸びやすくなります。
それでは、リスニングの点数を稼ぐためにできる勉強法を見ていきましょう!
リスニング問題の先読みができるように訓練する
TOEICリスニングパートは、全100問を音声を聞きながら45分間の中で解いていく形式の試験になります。
単純に問題を聞きながら答えるというだけでは、なかなか正しい答えを選択することはできません。
通常の会話でも言えることですが、普段会話というのは、”いま会話している内容”いわゆるトークテーマや会話の背景などが、会話をしている人同士の中で共有(イメージ)されている状態で会話をしています。
だから相手の会話もスムーズに理解することができますし、こちらもどう返せばいいか、会話のスピードに乗っかりながら考えることができます。
それと同じような状態を、TOEICのリスニングテストでもつくり上げることができます。
それが問題の先読みです!
例に出すと
パート1では写真を見て、聞こえてきた答えの選択肢から(A)(B)(C)(D)のどれかを解答していく、という問題が6問出題されます。
TOEIC試験ではその前に、試験の最初にパート1に関する説明と例題が英語の音声で流れてきます。
その音声が流れている間に、問題用紙のパート1の写真を先に見て、どういった写真でどのような特徴があるか、というのを頭に軽くインプットさせておきます。
そして、実際に問題文が聞こえてきたら、焦らずにその写真の光景にあった選択肢を解答する、という流れになります。
この、写真を先に頭に入れておくかどうかというのが、かなり点数に影響を与えてきます。
Part2では先読みすることはできませんが、Part3,Part4でも同様に先読みをして試験を有利に進めることができます。
常に先の問題を意識しながら、リスニングしましょう!
ここで紹介している先読みについて、もっと詳しく最近のブログで紹介しています!
詳しく知りたい方はぜひ、ご覧ください!↓↓↓
公式問題集のCDを暗記するぐらい聞く
そう!暗記しちゃうぐらいたくさん聞いてください!
「でも、実際の問題とは違う問題だけど効果あるの?」
あります!ありまくりです!!!
公式問題集のCDを利用するときの注意点があります。
以下の問題集のように、必ず「新形式対応」または「Listening & Reading」という文字があることを確認してください。
TOEIC試験は2016年5月以降形式が変わっています。ご注意ください!
CDをたくさん聞くとTOEIC点数(スコア)が上がる理由が、2つあります!
1、TOEIC公式試験と同じリスニングのネイティブスピーカーの声に慣れることができる
リスニングの音声には4人のネイティブスピーカーがいます。
イギリス人の女性、アメリカ人の女性、カナダ人の男性、それからオーストラリア人の男性です。それぞれ英語に特徴があります。
TOEICではその特徴やしゃべるスピードにビビらずに聞き取る能力が必要になります。だからこそ、聞き流すだけでも、TOEICのCDに対するメンタルができるので、オススメです♪
2、空き時間にも英語に触れる時間ができる
英語と日本語の言語的距離(言語を身につけるのに必要な時間)がとても遠いので、少しでも時間があったら英語に触れる機会を作る必要があります。
電車の移動時間や休憩時間などに聞くことをオススメします!試験の1か月前からは音楽の代わりに毎日リスニングCDを聞くと良いでしょう!
リスニングの文章を声に出すこと
リスニングの点数を上げるまたは先読みできるようにするためには、素早く英文を読む力も必要となってきます。
なので、公式問題集の解説に書かれている英文をタイマーなどで時間を計りながら読んでいくトレーニングもオススメです。
そのトレーニングの際には、同じ文章でいいので何回も何回も読んで前のタイムよりも次読んだタイムの方が短くなるよう目指してください!
自分が英語の発音を声に出せようになると、聞こえてくる音が増えます!
だからこそ声に出して、なんども発音することが大切なんです!
☆タイムを計って声に出して読むことにはもう一つ効果があります!
それは、Part7の長文読解の速読にものちのち力になってきます。ぜひあきらめずに声に出して読み続けましょう!
単語の発音を確認すること
なお、わからない発音の単語などはしっかりと電子辞書などで音を確認しながら行ってください。自分が思っている日本語のカタカナの発音と実際の英単語の発音とでは違う場合があります。
特に国の名前などは独特な言い方もあります。
間違った発音で覚えてしまうと、後々大きな悪影響を及ぼすことになります!
早めに単語の発音での差を埋めておきましょう!
こちらの緑の公式問題集3は、新形式シリーズのなかで「一番難易度のバランスが取れているな」と感じました。
ご興味のある方は購入をおすすめします!
上記のリスニングの訓練を公式問題集のリスニングCDを使って自宅でできるだけ毎日行うようにすることをおすすめします!
※2018年10月から、新しい”公式TOEIC(R) Listening & Reading問題集4”が発売されています!
本番のTOEICテストも、さらに難易度が上がってきています。
この最新の問題集で、最新形式のTOEICテストに慣れておきましょう☆
TOEIC点数(スコア)の目安
そもそも、TOEICの点数(スコア)の目安がTOEIC初心者にとって、わかりづらいところがあると思いますので、簡単に解説します。
TOEIC400点以下
世間的には、「提示すると恥ずかしい」と言われるTOEIC点数(スコア)です。
しかし、最新のTOEICの問題はかなりレベルが上がっているため、300点以下を取ってしまうケースも増えてきていると感じます。
また、「TOEICテストそのものを受けた事がまだ無い。」
という方は、まずTOEICを受けた事がない状態である0点から、初めて点数を取ることが重要だと考えます。
400点以下の場合は伸び代がいっぱいなので、伸びる点数が多く、ノッてくると楽しくなっちゃいます!
しかし、このレベルの人を対象にしたTOEICスクールというのは、あまり無いのが現状です。
TOEIC400点以下の方というのは、中学校などで習う基礎英語の部分が上手く理解できていないケースがほとんどです。
世の中のTOEIC対策スクールというのは、やはり、ある程度の基礎英語力を持っている前提のスクールばかりです。
私、Allison(アリスン)が行っているAllison’s Englishは、このTOEIC400点以下の方を対象にした、英語&TOEICの基礎スクールとなっています。
LINE@でも無料で英語に関するアドバイスや、発音について、面白い情報などをお送りしていますので、ぜひご登録してみてください☆
TOEIC500点
いわゆる社会人の平均がこの辺りになります。
企業などでも500点あると優遇されやすかったり、履歴書に書きやすくなります。TOEIC500点を転職や就職、昇格・昇給などの第一基準にしている企業も多いです。
ただし最近では、学生時代にTOEICを受けさせられた新入社員の方も多くなっているので、そういった若手社員の影響で、社会人平均点数も上がりつつあります。
TOEIC600点
大学の帰国子女枠に必要な点数(スコア)です。
英語は日常会話に問題がなく、海外で生活するうえで基準を満たしていると判断される点数です。TOEIC600点あれば、それなりに自信を持って周りに言えます。
私自身、生まれがアメリカ、育ちはニュージーランド、オーストラリアで、日本に帰国後はアメリカの高校課程卒業でしたので、日本の大学に入学するのに、大学側に提示されたのがこの点数(スコア)のラインでした。
TOEIC700点
TOEIC700点台は、OLやサラリーマンでも「英語できる人」レベルです。
企業などで、昇格・昇給で第二基準として使われているケースが多いです。
Allison’s Englishに参加されている生徒さんの中にも、昇給・昇格要件で必要なので取り組んでいらっしゃる方も多くいます。
TOEIC700点あれば、オリンピックでも英語を使える分野でボランティアができる、という噂が広まっているぐらいで、TOEIC700点以上あれば、ビジネスの現場でも英文や英会話に全く問題がない英語力を持っていると言われています。
TOEIC800点
楽天などの社内英語公用語化や、英語に力を入れている会社の内定基準として、必要な点数(スコア)です。
これまでに留学経験や、大学の英語学科にいなければ、取得するにはかなりの覚悟と勉強量が必要です。
TOEIC900点以上
ここまでくると完全なTOEICマニアですね(笑)
欧米諸国出身で英語が母国語の人でも、しっかりとTOEICの勉強をしていないと取得できない点数になっています。
英語力というよりは、TOEIC力と言えるかもしれません。
ザッとですが簡単にTOEIC点数(スコア)の目安をご紹介いたしました。
自分が目指したい基準の点数はできましたか?
英語をがむしゃらに勉強するよりも、しっかりと目標を持つことも勉強方法の一つとして、とっても重要だと思います。
TOEICの年間スケジュールについて
TOEIC公式テストは関東圏では、2月と8月を除いて年に10回行われています。
ここまで、TOEICについて学んできたのに、肝心のTOEICのスケジュールがわからないと、いつ申し込みをしたらいいのか決められないですよね?
2019年のTOEIC公式テスト年間スケジュールを下記の記事に書いてみましたので、ぜひご覧ください。
『TOEICKER必見!2019年TOEIC(R)公式テスト日程・結果発表日』
まとめ
今回の記事に記したようなことをきちんと行うことができれば、TOEIC初心者からの脱却をすることは十分可能です。
しかし、TOEICに限らず、勉強というのはなかなか一人ではできないものです。
英語に対して苦手意識ができてしまっている場合だと、さらに一人で勉強するのは厳しいと思います。
思い切って、どこかの英語教室などに通ったりして誰かに教わるというのも、TOEIC初心者脱却のためには近道です。
そういった方法も踏まえて、自分にはどのやり方が合うのかを検討した上で、TOEICの勉強に励んでください。
いろんな対策や勉強方法があるので、TOEICの目標点数を取得することは、基本的にどのTOEIC対策スクールでも可能です。
大事なのは、自分の勉強のペースや仲間、勉強する環境としての楽しさが感じられるかどうかなどではないでしょうか。
しっかりと自分に合ったスクールを見つけるために、いろんな体験セミナーや無料説明会に行ってみて、体験したり聞いてみたりすることも、自分に合った勉強方法を探す一つの手段です。
Allison’s EnglishではTOEICの内容をいかに楽しく勉強できるかを徹底的に考えています!
絶対に飽きないゲームが盛りだくさんで、気づいたらTOEIC600点なんてミラクルを一緒に起こしている人を何人も排出しています!
Allison’s English生徒が出した実際の成果については、Play-English STEP1参加生徒TOEICテスト結果!で紹介しています!
そんな楽しい仲間に一緒になれたら嬉しく思います。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。
あなたのお役に立てた事を心より願います。
何か不明点や知りたいこと等あれば、いつでもお問い合わせからご連絡、ご質問くださいね。
実際に以上のTOEICの勉強・対策を行った上で実際の試験での、TOEIC初心者におすすめのTOEICテストの時間配分については、『TOEIC試験!TOEIC初心者におすすめの時間配分と対策法』にてご紹介しています!
ぜひご一読ください。
Allison's Englishでは、英語・英会話の勉強や触れ方にお悩みの方のために代表講師、アリスン(Allison)によるカウンセリングを行なっています。
時間は約1時間程度を見込んで行います。
「TOEICの点数が会社で必要なんだけど勉強の仕方がわからない」
「海外留学、もしくは海外移住のためにIELTSのポイントが必要だけど試験対策をどうすればいいの?」
「英語を話せるようになって海外旅行をもっと楽しめるようになりたいけど、どうすれば上達するの?」
「日本で英語を話す環境がなくて困ってる!一体どうすれば…?」
など、英語に関するお悩みをお抱えの方のお悩みをきき、アリスンなりのアドバイスやご提案、オススメの学び方などをさせていただきます。
LINE、Skype、Zoomなどのビデオ通話でもカウンセリング可能です。お気軽にお申し出ください。
ぜひ、英語でお悩みの方はカウンセリングにお越しください。